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公園で遊ぶ運動あそび

武庫川女子大学教員の協力のもと、
親子でできる運動遊びを調査。
公園に遊びに行った時に、
一緒に楽しんでもらいたい運動遊びをご紹介します。
お子さんの体力向上はもちろん、
保護者の方々が子どもの成長に気づき、
子育ての喜びを感じるきっかけになれば幸いです。

※対象年齢は目安です。
個人の発達に応じて遊んでください。

監修:武庫川女子大学 遠藤 晶 教授/大和 晴行 講師/久米 裕紀子 講師 遊びイラスト制作/瀬川 空

用具を使う遊び

ゴム跳び対象年齢:1歳半~(跳ぶ、くぐる動きは2歳~)

遊び方
  1. ゴム紐をベンチの足などにくくりつける。
  2. ゴム紐の上を跨いだり、跳び越えたり、下をくぐったりする。
ねらい・育つ力
  • 跨ぐ → 足を大きく広げることで柔軟性アップ。
    片足で立ってバランス感覚を身につける。
  • 跳ぶ → 脚力。着地方法を経験することで
    ケガをしにくくなる。
  • くぐる → ぶつからないようによける力
    (空間認知力)をつけ、ケガを防止する。

ぐねぐね道対象年齢:2歳~

遊び方
  1. ゴム紐を地面に置き、一本道やぐねぐねした道をつくる。(ゴム紐がない時は地面に書いてもよい)
  2. ゴム紐の上を歩く。
ねらい・育つ力
  • バランスを取りながら歩くことで、座る際の姿勢を保持しやすくなる。

電車ごっこ対象年齢:2歳~

遊び方
  1. ゴム紐を掴んで電車をつくる。
  2. 前に歩いたり、方向転換したりする。
ねらい・育つ力
  • 前の人をよく見てついていく注意力。
  • 前の人に合わせて素早く動く力。

落ち葉ボール対象年齢:1歳半~

作り方
  1. 拾った落ち葉をビニール袋に入れる。
  2. ビニール袋に空気を入れてふくらませ、ビニール袋の口をくくる。
  3. ビニール袋の底の両端をセロハンテープでとめて、ボールの形にする。
作り方
  1. 手で弾ませる。
  2. 大人が上からボールを落とし、子どもがキャッチする。
ねらい・育つ力
  • うまく弾ませるために力をコントロールすることで、器用さがアップ。
  • ボールをよく見る注意力。
  • ボールをキャッチするために素早く動く力。

ひらひらダッシュ対象年齢:3歳~

作り方
  1. 平テープを手に持ったり、ズボンのおなかに挟んだりする。
  2. 走る。
ねらい・育つ力
  • 走り続けることで持久力アップ。

用具を使わない遊び

いないいないばあ、鬼ごっこ対象年齢:1歳~

遊び方
  1. 鬼が「いないいないばあ」をする。
  2. 「ばあ」で見せた顔が笑っている場合、鬼は追いかけない。
  3. 「ばあ」で見せた顔が驚かせようとする顔の場合、鬼が追いかける。
ねらい・育つ力
  • 人の顔をよく見る注意力。
  • 顔の表情を読み取り行動する判断力と、すぐに走る力。

明日天気になあれ対象年齢:3歳~

遊び方
  1. 「明日天気になあれ」と唱えながら、靴を飛ばす。
  2. 靴が上を向いて落ちたら晴れ。
  3. 靴が下を向き逆さまになって落ちたら雨。
  4. 靴が横を向いて落ちたら曇り。
ねらい・育つ力
  • 足のつま先まで意識することで、足が器用になる。
  • サッカーをする時に必要な力が養われる。

落ち葉拾い対象年齢:1歳半~

遊び方
  1. しゃがんで落ち葉を拾う。
  2. 落ち葉のほか、小さな虫や草花を掴んでみる。
ねらい・育つ力
  • 落ち葉やダンゴムシなど柔らかい動植物を掴む経験により、指先の力をコントロールできるようになる。箸やスプーン、鉛筆を上手に使えるようになる。
  • しゃがむことで、体幹が鍛えられる。

歌遊び

歌詞に合わせて手や足を開いたり閉じたりして遊べる、わらべうた「なかなかほい」。
歌詞や動きが簡単で覚えやすいので、遊びとして発展させやすく、幼児期になっても楽しむことができます。

なかなかほい

遊び方1 対象年齢:6か月~
  1. 子どもを膝に座らせて、手(または足)をつなぐ。
  2. 歌に合わせて手(足)を動かす。
遊び方2 対象年齢:2歳~
  1. 親子が立って向かい合い、手をつなぐ。
  2. 歌に合わせて跳び、足を開いたり閉じたりする。
  3. 片足で跳ぶなど、年齢や発達に応じて動きを変えても楽しめる。
ねらい・育つ力
  • 運動の基本であるリズム感を養い、跳ぶ感覚をつかむ。

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