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武庫川女子大学のKID’S SMILE編集チームが
「公園での遊び」を
テーマに行った
アンケート結果から、
読者のみなさんに
役立つ情報をご紹介します。
「公園」はどの地域にもあり、普段使いの遊び場として定着しているようです。「デパート・ショッピングモール」には、子どもの遊び場が併設されており、子育てサークルでも「雨の日は公園が使えないので重宝している」との声が。買い物のついでに遊べる場所として浸透しているようです。
子どもが安心して遊ぶために「安全性」は欠かせません。また「遊具の豊富さ」「植物・芝生の多さ」を挙げる保護者も。子育てサークルでも「遊具が多い公園がいい」「芝生は遊んだり、寝転んだりできるので、わざわざ足を運ぶ」との声も。子どもの年齢や遊ぶ内容によっても選ぶポイントが変わるようです。
外遊びのできる環境が少なくなっている今、公園は子どもたちに欠かせない運動の場。コトブキによると、「思いっきり体を動かすには、複合遊具がおすすめ」だそう。様々な遊具が組み合わさっているので、すべての能力をバランスよく身につけられます。飽きずに長時間遊べるので、体力もアップ。
Q2でも「遊具の豊富さ」が上位となったように、遊具を使った遊びは公園に行く目的や、楽しみになっているようです。2位の「砂場遊び」について、子育てサークルでは「まだ遊具で十分に遊べない小さな子どもでも、親子一緒に楽しむことができる」など、たくさんの意見を聞くことができました。
小さな公園では、まだまだトイレや水道が十分に設置されていなかったり、手入れが行き届いていなかったりするところもあるようです。そんな時のためにティッシュやウエットティッシュなどを持っておくと便利ですね。
子育てサークルでは「遊具の隙間に子どもの足が挟まった」「小さな段差につまずいて転んでしまう」との声が上がりました。コトブキでは「保護者のニーズや事故事例をもとに、日々改善や改良を重ねている」そうです。万が一のケガを防ぐために、保護者が子どもの様子を見守ることも大切です。
すべり台、ブランコ、砂場など、昔からある遊具の人気が高いという結果になりました。すべり台は体を支える力や足腰の筋力、ブランコはバランス感覚、砂場は器用さが身につくなど、体の発達にも様々な面で良い影響を及ぼしています。
創業100年を誇る遊具メーカーのコトブキ様にインタビューの機会をいただきました。最近の遊具のトレンドや、子どもの体の発達と遊具の関係など、遊具に関する様々な知識を教えていただきました。「幅広い年齢の子どもが繰り返し遊べるように、複合遊具は難易度を変えている」など、様々な工夫が施されているそうです。危険かどうかを見極める力を養ったり、遊び方を自分で考えたりと、子どもたちは遊具を通してたくさんの学びが得られるということが分かりました。
西宮市で活動されている子育てサークル「リトルポニーズ」の皆様にご協力いただき、公園遊びに関する座談会を実施しました。様々な年齢の子どもが遊ぶ公園では、社会性が育まれるというメリットと同時に、「年齢の低い子どもが年長の子どもの真似をして危ない遊び方をしてしまう」など、近くで見ているお母さんならではの意見を聞くことができました。