口コミでじわじわと人気が高まり、開催場所も拡大中の注目イベント「チアフル親子カフェ」
今回は阪神西宮駅に直結の商業施設「エビスタ西宮」で昨年5月からスタートした同イベントに、いろいろな立場で携わる6名のみなさんからそれぞれの視点でお話を伺いました!
・チアフル親子カフェの取りまとめ担当の阪神電気鉄道(株) 谷野早苗さん、鎌谷悠以さん
・チアフル親子カフェ運営担当の(株)阪神ステーションネット 百々(もも)恵さん、高木里沙さん
・チアフル親子カフェの開催場所エビスタ西宮を運営する阪急阪神ビルマネジメント(株) 髙畠愛里さん、坂本侑菜さん
取材はチアフルライター通信のライター、おぐこと小椋直子が担当しました!
参加希望者が増加中! ティータイムでおしゃべりも♪

小椋
チアフル親子カフェは、子育てをがんばるママさんを対象としたイベントなんですよね。
具体的にはどんなことをされているのですか?
鎌谷
阪神電鉄は子育て中のママを応援しています。乳幼児のママさんたちがホッとひと息つける場所を提供できるようにと2016年から実施してきました。ゆっくりお茶を飲みながら話をしたり、ワークショップをしたり。参加費は無料で入退場も自由です。
小椋
無料なのに、ティータイムがあるんですね!すごい。
スイーツが出ることもありますか?
百々
エビスタ西宮だと、フードホール内にある「PICK UP!!MEAT」(ピックアップミート)のホールのチーズケーキを切り分けて食べたり、フードホールで販売されているドリンクを飲んだりしますね。
小椋
えぇ!? とても豪華ですね!
参加希望の方が多いのではないでしょうか?
百々
エビスタは5月に初めて開催して4回目ですが、既に定員20組に対して40組くらいの応募があります。
髙畠
口コミが多くて、回を追うごとにも参加希望が増えていっているところです。
小椋
オシャレなストリートキッチンのフードホールでお茶できるなんていいですねぇ。
チアフル親子カフェはこれまで他にどのような場所で実施されましたか?
鎌谷
尼崎の市民会館や野田阪神ウィステ、ららぽーと甲子園など阪神沿線の会場で実施してきました。3月4日には、阪神芦屋エリアのUR芦屋浜団地で初開催します。イースターをテーマにした音楽遊びや絵本の読み聞かせのあと、実際のモデルルームで、ママ同士の交流会を実施予定なのでぜひご参加いただきたいです!
イベントを通してママ友ができることも!

小椋
尼崎、野田、甲子園、芦屋といろんなエリアで展開されているのですね。
エビスタ西宮がチアフル親子カフェを開催しようと思ったのはどうしてですか?
髙畠
近隣に子育て世代が多く住んでいることがデータとしてあるので、親子カフェを開催する前から親子連れのお客さんに足を運んでいただきたいと考えていました。親子カフェ以外にもお子さん向けのイベントやワークショップを開催したり、授乳室も完備したりして、利用してもらいやすいように心がけています。
小椋
確かに西宮は子育て世代にとても人気のエリアですよね。
エビスタ西宮という施設として、どのようにチアフル親子カフェに取り組まれましたか?
髙畠
イベントを通してエビスタ西宮を知っていただき、その後も来館してもらえるように、チアフル親子カフェの交流タイムに施設内のフードホールを実際に利用してもらいました。お子様連れのお客様にたくさん利用していただけるように、店舗にも協力していただいております。

小椋
初めてエビスタ西宮で実施されてみて、感触はどうでしたか?
高木
親子カフェを機会にエビスタ西宮へ来てくれたお客様が、初めて出会った人同士で仲良くなってイベント終了後にお食事をされたという話を聞きました。小さい子を連れてなかなか外へ出にくいお母さんもいらっしゃるので、良いきっかけになっていると知り、喜んでいます。
小椋
その場でお友達ができるのはうれしいですね!子育て中はママと子どものふたりの世界になりがちで、私も「あぁ、大人と喋りたい!」と思っていたことがありました。同じような気持ちのお母さんもたくさんいらっしゃると思うので、ぜひチアフル親子カフェでおしゃべりを楽しんでほしいですね。

小椋
エビスタ西宮で実施される前と後では、何かイメージの変化はありましたか?
髙畠
親子カフェがきっかけで初めてエビスタ西宮を知ったという方がいらっしゃいました。
また、ホームページのイベント情報を見て問い合わせをしてくださる方や、イベント実施中に声をかけてくださる方も多くいらっしゃいました。思っていたよりリアクションがあったと思います。
百々
エビスタ西宮は他の会場と違って、実施場所が吹き抜けになっていて開放感があるので、声をかけやすい雰囲気なのかもしれません。
小椋
開放感があるシチュエーションはリラックスできていいですね。
エビスタ西宮で開催されてみて、2019年度はどのような方々のご参加がありましたか?
高木
西宮市内にお住まいの方が約6割で、市外では尼崎や芦屋、神戸の方が多いですね。沿線外では、大阪の千里からご来場くださった方や、初めて西宮に来たという方もいらっしゃいました。駅から直結で改札を出てすぐの場所ですし、特急も止まるのでアクセスも便利で参加しやすいのが特長ですね。
小椋
市外から来られる方もいるんですね!
実際にご参加なさったママさんの反応はどうですか?
百々
子どものためにと思って参加したら、楽しんでいる自分がいた、という感想を聞きました。
谷野
ママの交流がメインでママの気晴らしを重要視しているので、楽しんでいただけてうれしいです。
百々
参加者の6割が第一子のお母さんで、ママ友がほしいということで参加される方もいらっしゃいます。
今後の展開にも注目! ますます充実の予感♪
小椋
ものすごくママさんからの注目度が高まっているんですね。
今年度はエビスタ西宮でのチアフル親子カフェをどんな風にしていきたいですか?
高木
イベントを通して、エビスタ西宮を知ってもらうきっかけになってほしいですね。チアフル親子カフェでママ同士のつながりができて、イベントのない時にもママ友同士で施設に来てもらえるようになればうれしいです。

小椋
ほかにどんな方に今後のチアフル親子カフェに参加してほしいですか?
高木
今は西宮市内の参加者が半分以上なので、市外からも、もっとたくさんの方に西宮に足を運んでもらえたらうれしいです。

坂本
同じ西宮でも、エビスタ西宮周辺以外にお住まいの方、例えば西宮北口の方などにもたくさん来てほしいです。
小椋
どんどん口コミで人気が高まっているイベントなので、今年は参加者の層も厚くなりそうですね。
これからチアフル親子カフェを全体的にどんなイベントにしていきたいですか?
谷野
3月4日にUR芦屋浜団地で開催するように、エビスタ西宮やららぽーと甲子園といった商業施設以外の場所でも展開したいです。
高木
「笑いの保育わくわく」という2人組の子育てユニットにもご協力いただいているので、わくわくさんへの子育ての悩み相談コーナーもいいですね。
子育て中のお母さんたちへメッセージ♪

小椋
今後も内容が充実していきそう。今後のチアフル親子カフェ情報も要チェックですね!
最後に、子育て中のお母さんたちへのメッセージをお願いします。
谷野
0歳1歳など小さなお子さんのお母さんは外出が大変かと思いますが、リフレッシュできるチアフル親子カフェにぜひご参加ください!
百々
イベントに初めて参加される際は、とまどうこともあるかもしれませんが、会場にお越しいただきさえすれば楽しんでいただけること間違いなしですので、ご参加をお待ちしています!
坂本
エビスタ西宮でのチアフル親子カフェに参加していただいて、ママさん同士の交流を楽しんでエビスタ西宮のファンになってもらえたらうれしいです!
髙畠
参加されている方を見ていると、最初はひとりでお子さんと過ごしていても、最後にはいろんな方と交流してみなさんとても楽しそうです。お気軽にご参加くださいね!
高木
どんどん人気のイベントになってきて開催回数を増やしています。ママさんたちのおでかけのきっかけになるとうれしいです!
鎌谷
沿線各地で開催しているので、お近くの会場にぜひ足を運んでみてください。楽しいワークショップを企画してお待ちしています!

今回、お話を聞かせてくださったみなさんは、それぞれの役割やポジションは違いますが、「子育てを頑張っているママさんにとにかく楽しんでほしい!」という共通の思いが全員からすごく伝わってきます。
「ママさんたちが楽しめるように」、と全力で取り組まれているチアフル親子カフェに参加することで、リフレッシュして、お子さんたちにママのとっておきの笑顔を見せてあげてほしい!と思いました。