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Cheer*full Woman
インタビュー

朝比奈栄美さん(プロサックスプレイヤー)

夢はスムースジャズの第一人者と現役最年長
コスパのいい街を愛するサックスプレイヤー

今回のCheer*full Womanインタビューは、千鳥橋駅近くにお住まいの朝比奈栄美さん。プロのサックスプレイヤーとして全国各地でライブ活動をされています。

独学で始めたサックス、プロへの一歩は家を飛び出すことから

独学で始めたサックス、プロへの一歩は家を飛び出すことから

ビンテージのサックスを我が子のように抱く朝比奈栄美さん。プロのサックスプレイヤーとして全国各地のライブハウス、ブライダルなどのイベントで演奏をしたり、サックス講師としてレッスンもこなす日々をすごしています。


朝比奈さんは1980年生まれで、野球でいうと「松坂世代」。高校野球がすごく好きで、甲子園球場へは何度も足を運んだと懐かしそうに話してくれました。その頃の夢はスポーツ記者。学生記者をしていたこともあるほどです。


ただ、ネックになったのが膝の持病。子どものころから脱臼をしやすく、6回ほど手術の経験があります。立ち仕事の多いスポーツ記者は負担が大きく、20歳でその夢は諦めたそう。


そのとき「自分は記者じゃなかったら、何がやりたいんだろう」と改めて考え、行き着いたのが、10歳の頃から独学で続けていたサックス。部活動に入ったこともなく、音大に通っていたわけでもないけれど、これしかないと決めました。
でも実家の両親は猛反対。特に「私と父は性格がそっくり」と笑うほど、決めたら譲らない性格の父親とぶつかりました。20歳で家を出て、夢への一歩を踏み出すことになります。

自分もステージ側に行きたい。その思いが原動力

自分もステージ側に行きたい。その思いが原動力

プロになれるかもわからない下積み時代。彼女は梅田にある老舗のジャズバーでアルバイトをしていました。プレイヤーではなく、ホールスタッフとしてですが、これが結果的にミュージシャンの方と知り合うきっかけとなりました。サックスプレイヤーの先輩にご縁を繋げていただき、初めてステージに立ったのは26歳。プロになろうと決めてから5年後のことでした。


プロになってからの夢はブルーノート(現ビルボードライブ大阪)のステージに立つこと。ブルーノートへは、プロになる前から、よく通っていました。もちろん観客として。一流のミュージシャンたちの演奏を聴いて、すごいなと思っても、帰り道は悶々としたといいます。「どうして私はこっち側(観客側)にいるんだろう。舞台で演奏する側に行きたい」その気持ちは、プロとして腕を上げていく、一つの原動力となりました。

夢が叶ったときは、次へのスタート

夢が叶ったときは、次へのスタート

その夢も先日叶いました。
2016年1月、ビルボード大阪で行われたm.c.A・Tさんのライブにサックスプレイヤーとして立つ彼女の姿。テレビで見たことがある人が隣にいるという現実は、どこか非現実のようだったと話してくれました。


そして湧き上がってきたのは「あ、夢って叶うな」という感情。


アルバイトに明け暮れた時もありました。昼間は会社勤めをして、夜にスタジオに通うという二重生活も。そんな経験は、ステージでの音を豊かに彩っていました。


ビルボードのステージに立って、夢は叶ったけれど、それはゴールではありませんでした。ライブのあと、m.c.A・Tさんからもらった言葉は「栄美ちゃん、今日がはじまりなんだからね」。


夢が叶う瞬間は次へのスタート。先輩方はそうやって、次から次へと夢をクリアする姿を自分たちに見せてくれました。そして、新たに沸いてきたのは「これからは自分も次の世代に夢を見せていく」という思い。
現時点での夢は、日本で最も長く現役でプレイする女性サックスプレイヤーになること。
「日本では、女性の現役プレイヤーは50代くらいまでなんですが、70代までは続けたいですね。そのころには私が演奏するスムースジャズがメジャーになって、その第一人者になっていたいです。」と、これまでよりもずっと壮大な夢を話してくれました。

仕事にもプライベートにもバッチリ!コスパのいい街・千鳥橋

仕事にもプライベートにもバッチリ!コスパのいい街・千鳥橋

今回の撮影場所は千鳥橋駅すぐのイタリアン料理店pargoloさん。3年前にオープンしたこちらのお店は、お洒落な外観とインテリア、そして石釡オーブンで焼き上げるこだわりのピザをはじめとした本格的な料理が評判。朝比奈さんもオープン当初から通うお気に入りのお店だそう。仕事帰りに店に寄ると、30代前後のお客さんがお酒と料理を楽しみ、店内はジャズが流れ、1日の充実感にひたるのにぴったりの雰囲気。


千鳥橋駅周辺は、最近駅前にスーパーができたり、公園の整備計画が進んだり、若い感性の店が増えてきました。実家が隣の伝法駅にあり、小さな頃からこの地域に慣れ親しんできた朝比奈さんも、変化を感じているそうです。
とはいえ、この地域は昔からの住宅地。昔ながらの人情味は健在で、顔をあわせると自然と挨拶を交わし、子どもたちにはみんなが声をかけて見守るという、ほっとする光景があちこちで見られます。特に干渉されるわけでもなく、近すぎず遠すぎずという、程よい距離感。人情味と心地よさのどちらも満たしてくれているそう。
また、阪神なんば線が開通し、ミナミへも神戸方面へも行きやすく利便性もばっちり。彼女の言葉を借りると「すごくコスパのいい街」。中心地にすぐでられる便利さと、住宅地ならではの住みやすさを両立しています。


朝比奈さんの屈託のない笑顔と、進化し続けるプロサックスプレイヤーとしての技術と夢。
千鳥橋駅周辺の、昔ながらの人情味と若い世代がもたらす新しい風。


これからの彼女から、そして千鳥橋駅周辺からも、目が離せませんね。

 

 

 

 

 

 

2016.04.01活動エリア 千鳥橋駅

2016.04.01
活動エリア
千鳥橋駅
Profile
朝比奈栄美(あさひな えみ)

プロサックスプレイヤー 、バンドBabaoリーダー。10歳よりソプラノサックスを趣味としてはじめ、17年間独学にて習得。 26歳での初ステージ以降、全国各地でのイベントやライブハウスに出演。現在は自身のリーダーバンドBabaoにてライブ活動を行う。オリジナル楽曲が大阪心斎橋千日前アドヴィジョンのVOICE FACTORYテーマソングに起用、2016年1月にはビルボード大阪へ出演など注目を集めるサックスプレイヤーの一人。またサックス講師として後進の育成にも力を入れている。
ブログ:Emmy's SAXLIFE http://emi901.mamagoto.com

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熊田美佐
熊田美佐

ライター、ネットショップ「おしゃれなふくさ専門店choco*t」オーナー ライター・広報企画 2013年「おしゃれなふくさ専門店choco*t」を立ち上げ、カジュアルなふくさの制作販売を開始。商品以上に、多くのメディア露出につながる広報企画やライティング力が評判となり、2016年よりライティング業に専念。クライアントの想いをくみとるヒヤリング力と、最適な表現の提案に定評があり、「想いをカタチに」を軸に事業主をサポートしている。著書はAmazonKindle総合1位獲得。阪神甲子園駅近くに住む三児の母。

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