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Cheer*full Woman
インタビュー

学生から子育て世代に届ける『KID’S SMILE』武庫川女子大学 岡村さん、庄司さん、谷口さん、中村さん、中川さん、永田さん、三宅さん

今回のCheer*full Womanインタビューは、武庫川女子大学の(トップ画像上段左から)永田光希さん、谷口明里紗さん、岡村祐香さん、中川歩実さん、(下段左から)庄司直子さん、中村奈央さん、三宅つかささんの7人です。 阪神電鉄と共同制作した阪神沿線公園ガイド2018年度版『KID’S SMILE』に関することを中心に、将来のことや大学周辺のことをお聞きしました。

見て聞いて感じた情報と知識を 実際に役立つ情報に

見て聞いて感じた情報と知識を 実際に役立つ情報に

『KID’S SMILE』はHANSHIN女性応援プロジェクトと武庫川女子大学の学生が、阪神沿線に暮らす子育て世代向けに制作した情報誌です。産学連携子育て支援事業の一環で、学生が取材した公園や施設の情報を中心に、教育学科で学ぶ学生たちの専門的な視点を取り入れています。
2018年度版は子育て世代へのアンケートを元に、子育て真っ最中のパパ・ママの「こんなことが知りたい!」に役立つ情報が詰まった一冊に仕上がりました。

 

武庫川女子大学文学部教育学科の西本ゼミで幼児教育を学ぶ7人はまもなく卒業を控えた4回生(2018年2月時点)。『KID’S SMILE』の制作にあたって、「今回は保護者の方の声を反映したものにしたい」と、事前に子育て世帯向けにアンケートを実施。西宮子育て総合センターなどでの配布やWEB上でも募集したことで285名もの声が集まりました。誌内の学生ページ『親子のふれあい遊び&手作りおもちゃ』では、アンケートで要望が多かった「親子で遊べるふれあい遊びが知りたい」「子どもが喜ぶ手作りおもちゃを作りたい」という意見を反映し、メンバー7人がそれぞれ1項目ずつ担当しました。

 

2018年度版は“虫とのふれあい”が初登場。担当した永田さんは、「虫が好きなのでぜひ虫の情報を取り上げたいなと思って『KID’S SMILE』の制作に参加しました。親子で虫と一緒に遊んでもらいたいな、子どもには純粋な心で思いやりを持って虫と接してほしいなと、特に虫の持ち方にはこだわりました。虫との遊び方が分からないのではないかと思い、分かりやすくイラストで紹介もしています。虫が苦手なお母さんに挑戦してもらえたらうれしいです。」

 

“親子のふれあい遊び”を担当した岡村さんは、「道具を使わなくても体一つで出来ることがふれあい遊びになるとは思いもよりませんでした。子どもとの遊びにはこうしなければいけないというルールはなく、もっと柔軟でいいんだなと。見方を変えると遊びの幅がぐんと広がる!という発見がありました」。

1つのものをみんなで作り上げる楽しさと難しさ

1つのものをみんなで作り上げる楽しさと難しさ

冊子を作ること、企業と一緒に取り組むこと、みんなで1つの物を作り上げるということ。初めてのことばかりで最初は何から手をつければよいか分からず、戸惑うばかりだったそう。写真の記者発表ももちろん初めての経験でした。
アイディアや想いをみんなで形にしていく作業は楽しくワクワクする一方で、学業をはじめ就職活動や卒論と並行しての制作は、今振り返っても本当に大変だったとのこと。時間の使い方やスケジュールの調整・管理など就職を控えた彼女達にとって今後に役に立つ経験となったようです。7人の予定を合わせるだけでも一苦労でしたが、通話グループで情報の共有、意見交換をするなど、打ち合わせやコミュニケーションの場を確保する工夫をしたそうです。この日行われた記者発表では役割分担などの事前準備も万端。7人で力を合わせてやり遂げました。

 

『KID’S SMILE』制作を社会経験の一つとして捉え参加を決めた庄司さん。「私は保育関係の仕事に就くことが決まっているので、保育とは違う分野の企業と関わる貴重な経験になりました。」

「模擬(実習)では一人での取り組みだったので、みんなで何かを作ることに取り組んでみたかったんです」と話してくれたのは三宅さん。


おもしろそう・やってみたいという気持ちだけでなく、自分の成長につなげたいという目的をしっかり持っての参加に皆さんの意識の高さが感じられました。(写真は記者発表の様子)

ママの声を反映しながら学生ならではのこだわりも詰め込んで

ママの声を反映しながら学生ならではのこだわりも詰め込んで

アンケートで要望が多かった「親子で遊べるふれあい遊びが知りたい」「子どもが喜ぶ手作りおもちゃを作りたい」という声。1人1項目ずつ担当する学生ページ『親子のふれあい遊び&手作りおもちゃ』に掲載する内容は7人で話し合って選びました。専門分野の方の話を聞いたり、授業で学んだことを踏まえつつ、ママでもない専門家でもない学生の感性が活かされたページになっています。

 

“どんぐりゴマ”を紹介した中川さんは、「私たちは幼児教育を専門に学んでいるので、この遊びがどんな発達につながるのかという知識は頭にありましたが、実際にその情報を載せてはどうかとアドバイス下さったのは阪神電車の方でした。専門用語や難しい表現は出来る限り使わず、どうやったら楽しく遊べるかな、どうしたらもっと伝わるかなと考えながら作りました。」と話してくれました。

”びっくり風船”を実習で親子と一緒に作ってみたのは谷口さん。ただ作るだけでなくカラフルにデコレーションしたり、動物に見立ててみたりと“かわいい”にこだわったところが学生ならではの発想で、子どもたちに喜ばれそうですね。

子どもたちと仲良くなって一緒に遊んだこと、長い滑り台(神戸総合運動公園)を滑って写真をいっぱい撮ったこと、虫捕り網を持ち帽子をかぶってちょうちょを追いかけたこと。出来上がった冊子を手に、実際に足を運んだ公園での話をする彼女たちの目はキラキラと輝き、子どもが好き・子どもと一緒に遊ぶことが大好きな様子が伝わってきます。

 

「伝えたいことを伝えるということが本当に難しくて・・・みんなで試行錯誤しながら伝え方を工夫してきました。こうやって形になったことが本当にうれしいです」と岡村さんが語ると、他のメンバー全員が大きく頷いたのが印象的でした。

この経験を胸にそれぞれの道へ いろいろな立場から保育に関わっていきたい

この経験を胸にそれぞれの道へ いろいろな立場から保育に関わっていきたい

インタビューの日は「KID’S SMILE」の取り組みをまとめた卒業研究発表会を翌日に控えており、大学生活の集大成の発表を前に、7人の顔には緊張の色が。
この卒業研究発表会を終えると、いよいよ社会人。共に過ごした仲間はそれぞれの道へ進みます。
大学院で学び続ける人、保育に携わる人、企業に就職する人。それぞれ進む道は違っても「何らかの形で保育と関わっていきたい」という強い気持ちは共通しています。


近い将来、自分たちがお母さんになった時に教育学科で学んだ知識を自分の子育てに活かしたいという想い。

座談会でのお母さんたちとの出会いからも大きな影響を受けたのだそう。お母さんたちの本音部分に触れたことで、お母さんって素敵だな、お母さんになるのが楽しみだなという気持ちが自然と湧いてきたと話してくれました。中村さんの「専門的な知識を持っている自分たちだからこそ出来ることがあるはずと改めて実感しました」という言葉には全員が共感。「これまでに学んだことを自分だけの知識にするのではなく、周りにいるお母さんたちと一緒に楽しく子育てに関わるために活かすことができれば幸せだなと思います。」と三宅さん。

 

明るい笑顔の中に将来へのビジョンを描いて、彼女たちはもうすぐ新しい一歩を踏み出します。

夢やたわいもない話で盛り上がった思い出のお店

夢やたわいもない話で盛り上がった思い出のお店

武庫川女子大学のキャンパスがある阪神鳴尾駅周辺には昼も夜も居心地がよく美味しいお店が多く、中でも彼女達がよく利用したというのが焼き鳥のお店「サナカ」さん。「オススメは手羽餃子です!めっちゃ美味しいんですよ!」と全員一致で勧めてくれました。手羽餃子はお店の人気のメニューだそう。
仲が良くチームワーク抜群の7人。ゼミの集まりや打ち上げでワイワイと賑やかに美味しい焼鳥を食べながら、話が尽きることなく時間を忘れるほど楽しい時間を過ごしている様子が目に浮かぶようです。

取材協力:サナカ 鳴尾店
0798-41-0604
阪神鳴尾駅より北へ徒歩5分、旧国道沿いにあるガラス張りの居酒屋。焼鳥をはじめ、本格的な石釜でやくナポリピッツァ・洋食・イタリアンなどメニューが豊富に取り揃えられています。
食べログ: https://tabelog.com/hyogo/A2803/A280301/28003599/

2018.03.16活動エリア 鳴尾駅

2018.03.16
活動エリア
鳴尾駅
Profile
武庫川女子大学 文学部教育学科 西本望教授ゼミ所属

岡村祐香(おかむらゆか)、庄司直子(しょうじなおこ)、谷口明里紗(たにぐちありさ)、中村奈央(なかむらなお)、中川歩実(なかがわあゆみ)、永田光希(ながたみつき)、三宅つかさ(みやけつかさ)(五十音順に記載)

武庫川女子大学文学部教育学科、西本望教授ゼミに所属する4回生。
卒業制作として阪神電車と共同で『KID’S SMILE』制作。
阪神沿線にある親子で楽しめる公園への取材、子育てサークルとの座談会、アンケート調査など、実際に足を運び情報収集を行う。
2018年3月に大学を卒業し、それぞれ教育現場や企業に就職予定。

Cheer*full Cafe内KID’S SMILEのページ    

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この記事を書いた人
藤本亜希子
藤本亜希子

ライター・ヨガ・ISD個性心理学講師、ヨガ教室「彩りyoga」主宰 ヨガ講師として教室を運営する傍ら、ライター・ISD個性心理学講師としても活動。 ヨガ教室の集客を目的に開始したブログが評判となり、その発信力を活かして、2017年よりライターとしての活動を開始。 1500人以上の女性と関わってきた経験を活かし、飾らず、女性に寄り添う文章表現を得意とする。 阪神青木駅近くに住む、年子姉妹の母。

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