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バンクシーって誰?展 @グランフロント大阪

みんなが知っている けれど 誰だかわからない それがバンクシー

みんなが知っている けれど 誰だかわからない それがバンクシー

みなさんこんにちは!美術館・博物館担当、チアフルライターの甲斐千代子です。

バンクシーってご存知ですか?

世界のあらゆる場所に現れては、心にストレートに突き刺さるメッセージ性のある絵を壁に描くストリート・アーティスト。

2018年、オークションで自分の作品に約1億5000万円の値が付いたとたん、仕込んでいたシュレッダーにかけて切り刻み、世界中で話題となりました。

日本では2019年、東京港区の防潮堤にネズミの絵が見つかり、バンクシーの作品では!?と東京都知事がTwitterで紹介!メディアやSNSで拡散され大騒ぎとなりました。

 

アート界の異端児バンクシーに迫る展覧会「バンクシーって誰?展」が大阪梅田、グランフロント大阪 北館 ナレッジキャピタル イベントラボで開催中です。

 

バンクシーって誰?展 @グランフロント大阪

バンクシーの正体はわかりません、が、実は本人の写真はあるんです。

どれどれ… え?… 顔が写ってないじゃない!これじゃ誰だかわからない。一体「バンクシーって誰?」なの??

 

(顔がわからない、神出鬼没で世界中のあらゆるところに現れる… ということは… え!?もしかしたら、今あなたの隣ですました顔で立っているその人物、バンクシーかもしれませんよ。素知らぬ顔で展覧会の会場にいたりして。そうだったらいいのにという思いも込めて)

疑似体験でバンクシーを感じる

疑似体験でバンクシーを感じる

会場に足を踏み入れると、そこには海外の街並みが!

実際にその場で作品を見ているかのような疑似体験を通して、バンクシーのメッセージが伝わるように工夫されています。

 

足元に転がっている煙草の吸殻や使い終わったスプレー缶、ゴミ箱のゴミにも注目!この中には、わざわざ海外から取り寄せたものもあるんです。

 

壁も、道路も、建物、小道具に至るまですべてがリアル。さもありなん。この街並みを作り上げたのは、テレビや映画、舞台演劇のセットの制作に携わる熟練の職人たち。エイジングという古く見せる工夫や錆の表現が秀逸、隅に雑草が生えているなど各所に熱意とこだわりが感じられます。

カラフルな象は みて見ぬふりをすることの象徴

カラフルな象は みて見ぬふりをすることの象徴

ストリート・アーティストのバンクシーですが、個展を開催したこともあります。

2006年9月16日の週末、アメリカ・カリフォルニア州ロサンゼルスにある産業倉庫。タイトルは『かろうじて合法』

当時、ブラッド・ピット、アンジェリーナジョリー夫妻も訪れ、作品を購入したんだとか。

 

会場では、鮮やかな装飾を施された本物の大きな象が、のっそのっそと歩いていたそうです。

「Elephant in the room(象が部屋にいる)」は英語の慣用句で、「明らかに大きな問題があるのに、誰も指摘しようとしない」、「見て見ぬふりをする」という意味。それを可視化した展示でした。

世の中には貧困・難民、様々な問題に対して、警鐘をならし今一度考えるべきだという思いが込められていました。

可愛らしい子猫 背景は戦禍の街並み

可愛らしい子猫 背景は戦禍の街並み

可愛らしい子猫の絵。毛玉をちょちょいと突いている愛らしい姿。

思わずカメラを向けたくなる、バエル写真が取れそうな印象です。

この絵が描かれたのはイスラエルガザ地区の残された廃墟、銃弾の痕も見えます。毛玉に見立てたのは鉄くずの塊。右手の奥にはうずくまって遊ぶ子供たちの姿、廃墟の中にたなびく洗濯物も見えます。

 

「写真を撮ることで映り込む周りの状況」こそが、バンクシーが伝えたいこと。それがSNSなどを通して拡散され、世界に伝わっていく。実際に、この絵が描かれたのち、国際的な支援団体が動き資金提供もされ、少しでもこの状況を改善しようという世界的な動きにつながったそうです。

世界を旅する気分で 写真撮影も楽しんで

世界を旅する気分で 写真撮影も楽しんで

コロナ禍で海外旅行にもなかなか行けない昨今、世界を旅している気分で写真撮影を楽しんでみてはどうでしょう。

(会場内は写真撮影が可能です。一部不可のところあり)

 

その写真をSNSで発信することで、バンクシーのメッセージがさらに世界中に拡散され、それを見る人が様々な問題に対して「見て見ぬふり」をするのではなく「自分に何ができるのか」を考えるきっかけとなるかもしれません。

楽しみながら社会貢献!レッツチャレンジ!

 

作品展のプロデューサーの落合ギャラン建造さんがおすすめの撮影方法を教えてくれました。

入口入ってすぐのところにある≪Aachoo‼≫について。

「下手(正面見て左手)から上手に向って撮影すると、パースがかかった(遠近感がでる)感じになる」そうです。そして、「バンクシーはカッコいい絵をたくさん描いて、たくさんの人に受け入れられて、その奥に強いメッセージ性がある。昨今の世界情勢の中でバンクシーの作品が持つ意味合いは強まってきていると思う。会場で見て感じたことを世界に拡散してもらえると、バンクシーも喜ぶのではないかと思います」と話していました。

バンクシーを味わえる! コラボカフェ開催

バンクシーを味わえる! コラボカフェ開催

会場入り口すぐ横にあるカフェラボでは、コラボカフェを開催。

私が頂いたのは、目にも鮮やかなブルーのドリンク「真珠の耳飾りのライチレモネード」

オランダの画家フェルメールの作品を画題に、建物の壁に描かれたグラフィティをモチーフにしたドリンクです。

爽やかな風が口の中を吹き抜ける… と思いきや、パチパチとした刺激が!その正体ははじけるキャンディ。

不意打ちの演出は、バンクシー作品に共通しているのかも。

 

メニューは、パンケーキやガレットな6品(全7種類)、バンクシーの人気作品を味わえます。

音声ガイドは中村倫也

音声ガイドは中村倫也

 

音声ガイドは俳優の中村倫也さんが担当。バンクシーにまつわるあれやこれやをじっくりと語ってくれます。鑑賞のお供に是非!

 

作品展情報

作品展情報

「バンクシーって誰?展」

会期:2022年6月12日(日)まで

会場:グランフロント大阪 北館 ナレッジキャピタル イベントラボ

 

公式サイト:【公式】バンクシーって誰?展

 

文/チアフルライター 甲斐千代子

→ 甲斐千代子の過去の記事はこちら

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