早いもので、もう4月。月末には大型連休が控えます。仕事仕事でイクメンどころではない日ごろの「失態」を、家族サービスで帳消しにしようともくろんでいるパパも多いのではないでしょうか。そこで今回は、GW(ゴールデンウィーク)と「イクメン」について考察してみました。
GWはパパの出番?
西宮ラボ編集部では、アンケートサイト「マインドソナー」を用いて「ゴールデンウィークの家族行事は父親の出番だと思う人」の割合を調査。全国の20代~50代の男女277人から回答を得ました。
結果は、「出番だと思う人」の割合が23.8%。僕が漠然と持っていた、もう少し伸びるという予想を大きく下回りました。
「パパー、どこか連れて行ってー」とママや子どもにせがまれて、「よーし」と腕まくりする昭和の父親的イメージはもはや過去のものなのかもしれません。
年代別で最も数値が低いのが20代で10%。30~50代も軒並み20%台です。男女いずれでも20%台と数値に差はなく、「GWは父親の出番!」という意識は、年代・性別を問わず低いようです。
パパは、そもそも期待されていないのか。それとも存在感がないのか。いろいろ考えさせられる結果になりました。
自分からママに話しかける
「家族で休日を楽しみたい」。そんなとき、まず相談する相手といえば、ママですよね。GWに限ったことではありませんが、温泉やリゾート地への遠出や遊園地などのレジャー施設へ行く案を提案すると…
「電車が混む」「クルマを運転したくない」「どこも人が多い」「並ぶ」「イライラする」「とにかく疲れる」
おおむねこんな反応で、あまり話に乗ってこない傾向があるように感じます。
一方で、「バーべキュー」「ハイキング」「釣り」といった近場のレジャーで「何を楽しむか」を具体的に提案すると話が弾み…
「バーベキューなら予約ができるから芦屋市総合公園が安心だよね」!「子どもが大きくなったから六甲山のアスレチックもそろそろいいんじゃない?」などとトントン拍子に話が進むように思います。
実際、今年のGWは「具体的な提案」が功を奏したか、わが家の予定はあっさり決まりました。何よりも、僕の方からママに声をかけたことがうれしかったようです。これまでは、言われるまで動かないし提案もしないという消極的な態度でした。
ママに「完全オフ日」を
とはいえ、「みんなでお出かけ」することだけが、パパの出番ではないようにも思います。
たとえば、わが家のママが喜ぶ「鉄板」は、僕が子どもと2人で出かけてしまうこと。ママが希望する日には、朝から晩まで子どもと出かけ、晩ごはんまで済ませて帰ります。
そうすると、ママは一日を自由に使えリフレッシュできるようです。僕は僕で、子どもと丸一日過ごせる貴重な時間を作ることができます。まさにお互いハッピー! このGWでも1日設定できたので、とても喜んでくれました。
ちなみに、こんなに早くGWの予定が決まったのは、このコラムの執筆が始まって「イクメン」を意識するようになったおかげです笑
これからは、気付いたことは後回しにせず、早めに自分から声をかけることにしようと思いました。そうすれば、ママも僕に声を掛けやすくなります。
また今回は、GWの予定を相談という小さなお話でした。しかし子どもが成長するにつれ、ママとの相談ごとはもっと大きく、もっとたくさんになってくるはずです。
「何でも話し合える環境」を今のうちから整えておくためにも、普段の積み重ねでママの信頼を得ておくべきだな、とも思いました。
将来あり得る大切な場面で、「相談したいけど、パパには期待できないし」「存在感がないパパに、あれこれ相談しても意味ないし」などと、ママを困らせたり悲しませたりしたくないですからね!
【番外編】1日楽しめるリゾ鳴尾浜
余談ですが、僕がママの「オフ日」に子どもとよく行くのは、近所のリゾ鳴尾浜。ここでは、一年中、プールと温泉に入れます。
バスもありますが、僕たち親子はゆっくりと、サイクリングを楽しみながら向かうのが定番。途中には、阪神タイガース二軍の阪神鳴尾浜球場(タイガース・デン)もあるので、選手が練習していたら、ちょっとのぞいて応援もします。
リゾ鳴尾浜には、海に面した広い芝生広場も隣接、ボール遊びやかくれんぼなどの外遊びを楽しめます。汗をかいたらプールへ、遊び疲れたら温泉へ。リゾート気分を満喫できます。季節によっては、大阪湾へ落ちる夕日が最高ですよ!
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