この1年を振り返って
皆さまにとって、どんな一年だったでしょうか?
ハローワーク梅田にとっては、「人材確保対策(人手不足分野対象)コーナー」や「35歳からのキャリアアップコーナー(氷河期世代支援窓口)」の新設や、「マザーズコーナー(育児と仕事の両立支援)就職面接会」、「シニア(55歳以上の求職者対象)就職面接会」の定期開催など、新たな業務展開にも積極的に取り組んできた一年でした。
また、ハローワーク梅田の利用者の皆さまには、お一人おひとりのニーズをしっかりとお聞きし、その最善策のご提案など、全力で支援してまいりました。
窓口での相談業務は、原則一対一となりますが、組織(チーム)で対応しているということを常に念頭に置き、支援してまいりました。
ラグビーワールドカップ日本代表「ワンチーム」
でも確実に取り上げられるだろうと思いますが、私が一番印象に残っているのは、ラグビーワールドカップでの日本代表チームの快進撃です。
その戦いぶりに心底感動しましたが、この快進撃を支えたのは、私は大きく二つあるように思います。
一つは、ラグビー日本代表選手個々が日夜努力され、これまで培われた体力・能力の更なる向上と、チームとしての戦術面での新しい作戦の決行と成果ではないかと思います。
そして、これらを精神的に支えたのが、先日、流行語大賞にも輝いた、ラグビー日本代表チームがスローガンにしていた『ワンチーム』という言葉だったように思います。
この『ワンチーム』という言葉は、3年前に新チームを結成した際、新旧メンバーが混在する中で、また多国籍なメンバーで構成される中で、「一体感のある組織を目指そう」と選手らも加わり決めたものをジョセフ・ヘッドコーチが発表(公表)したことが始まりだそうです。
『ワンチーム』として同じ方向性・目標をしっかりと見据え、選手個々がそれぞれ与えられた役割を確実に熟すこと、そして、目標達成のための戦術面の見直しとその実践に日々努力、練習された成果、そして一体感の醸成があったればこその快進撃だったように思います。
そして、快進撃を支えたもう一つは、「にわかファン」も含めた日本中の盛り上がりではなかったかと思います。
私もその「にわかファン」の一人ですが、日本代表チームの姿勢やプレイに感動し、応援団がどんどん増え、スタジアムだけだなく、日本中が大いに盛り上がった、そういう雰囲気も日本代表チームの快進撃を側面からサポートしたんではないかと思っています。
ハローワーク梅田でも、こうちた結束力や利用者の皆さまからのご理解とご協力、これらは必要不可欠だと思っています。
ハローワーク梅田『ワンチーム』として
我々(スタッフ一人ひとり)は、そのための努力を怠ることなく、『ワンチーム』としての結束力を高め、提供サービスメニューの質・量ともに向上を図らなければなりません。
そうしないと皆さまからの応援はいただけないものと考えています。
一方、本コラムのテーマでもありますが、ハローワーク梅田が皆さまの応援団として、皆さまをしっかりとサポートする。
あくまで人生の主人公は、皆さまお一人おひとりですから。
この『ワンチーム』という言葉について、ある日本代表チームの選手がこういうことを言っています。「言葉を使えば『ワンチーム』になれるということではない。どういうふうに『ワンチーム』にするかが大事。中身をしっかり考えて使ってほしい」と。
まさにおっしゃるとおりですよね。
我々がこの言葉を使うときには、その責任と覚悟を持たなければならないと考えています。
結びに、来る新年が皆さまにとって良い年となりますよう、また、ハローワーク梅田が志だけでなく、その実践力も兼ね備えた『ワンチーム』として歩んでいくことをお約束して、本年最後のコラム(メッセージ)とさせていただきます。
来年も皆さまのお仕事探しを全力でサポートします!
お仕事に関するご相談なら、是非、ハローワーク梅田へ!
心よりお待ちしております。
ハローワーク梅田
所長 阿部 誠
2019.12.26関連エリア 大阪梅田駅
2019.12.26 関連エリア |
大阪梅田駅 |