

今や、一億総活躍社会。
特に女性は、家事に、子育てに、仕事にと忙しい毎日を送る方が増えています。
そんな多忙な毎日の中にも、自分の時間や家族とのゆとり時間は欲しいですよね。
今回は、そんな「新たな時間」を生み出すための方法をご紹介します。
家事効率UPのカギは「お片付け」
掃除・洗濯・料理が3大家事と言われていますが、お片付けは大切な家事スキルのひとつであり、
そして、どの家事とも組み合わせて考えることにより、素晴らしいパワーを発揮します。
たとえば、お片付けができていれば、
・一つずつ物をどけながら掃除機をかけるという手間が省けます。→掃除
・乾いた洗濯物を引き出しにしまいやすくなります。→洗濯
・冷蔵庫の中が整頓されているので献立作りが楽になります。→料理
という風に、すべての家事の時短につながります。
イライラしない!楽になるキッチンづくり
次に、3大家事の中で毎日おこなうことが多く、そして一番時間を要する
「料理」にスポットを当てて考えていきます。
“調理時間10分”と書いてあるレシピは、あくまでも調理時間であって、
準備や片付けなどの時間はもちろん含まれていません。
ですから、その調理以外の時間を短縮できれば、料理も気持ちよく楽しめるはず!
・家族分の食器、来客用の食器などの数や種類にマイルールをつくり、分けて収納
・バランやホイルカップ、ピックなどを一つにまとめた「お弁当セット」のカゴをつくる
・食材と消耗品のストックにマイルールをつくり、買いだめしすぎない。
・ラベルを活用し、キッチンのこまごまとしたものをわかりやすく置く。
これらを実践すると、調理以外の時間に手間をとられることが圧倒的に少なくなります。
「食」の管理ができると、調理や献立づくりにも余裕がうまれ、ひいては、家族の健康管理にもなります!
家事も自分時間も楽しむワークスペース
キッチンやダイニングが片付くと、小さい机や棚などを置けるので、ちょっとしたワークスペースや
ファミリースペースをつくることも可能になってきます。
女性は、物事を同時進行することが得意。
キッチン周辺にワークスペースを設置すれば、パソコンを置いて映像を流したり音楽を聴いたり、読書をしたり、料理をしながら子どもの宿題を見たり…と生活をさらに楽しむ場を作ることが可能になります。
是非、スペースを有効活用してみてください。
まとめ


自分時間が一日のうちに少しでも持てると、心の余裕につながります。
その余裕があるかないかで、日々の生活や子どもへの接し方にも違いが出ますよ!
家族誰もがわかりやすい家事システムを作ることで、自由で新しい時間を生み出し、皆さんがキラキラした女性であり続けていただきたいと思います。
(文:建築士・インテリアコーディネーター・整理収納アドバイザー)
<建築×インテリア×整理収納>
建築士として、企画・設計・営業・現場管理などあらゆる角度から、
住宅や事務所をはじめ、カフェや物販店等の店舗、百貨店内施設、公共施設に至るまで、
様々な案件の業務に携わる。手掛けた物件は、通算1000件以上にのぼる。
住まいづくりと整理収納で家を整えると、家事と気持ちが断然楽になった自身の経験から
仕事・家事・子育てに忙しい女性の一助になることができればと、
大阪市福島区に「守田整理収納建築研究所」を設立。
暮らしやすさを大切に“間取り・動線・インテリア”の多面的な視線からおこなう
整理収納サービスを得意としている。
ホームページ:http://www.morita-labo.jp
ブログ:http://ameblo.jp/morita-labo
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