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コラム

わたしサイズの住まいと暮らしづくり

中川由紀子
一級建築士、インテリアコーディネーター一級建築士事務所みゆう設計室代表

新年度に向けて家族みんなで子ども部屋づくりを楽しもう

新年度に向けて家族みんなで子ども部屋づくりを楽しもう もうすぐ年度末。
卒園・卒業、入園・入学というようにライフスタイルが大きく変わるお子さんも多いことでしょう。

そのタイミングに合わせて子ども部屋を見直すチャンス。
学習机や収納家具を買う前に、どんな子ども部屋をつくるか家族で考えるコツを紹介します。

機能しない子ども部屋を作らない

機能しない子ども部屋を作らない 子ども部屋って何歳くらいから必要になると思いますか?

私がご相談に伺ったご家庭の多くで、小学校高学年、もしくは中学生になるまで子ども部屋としての部屋をうまく使えていません。
中学生が二人いる我が家も、個人の部屋として子ども部屋が機能するようになったのはごく最近のことです。

住宅設計をする上では、個室として使わない乳幼児期、個室として使う時期、子どもが独立して空き部屋になる時期それぞれの空間の使い方の可能性を一緒に考えて「長い期間機能する子ども部屋」づくりを心掛けています。

子ども部屋にする部屋が空間として機能していないと、その部屋は納戸になりがち。子ども部屋が必要になったときに、その納戸にあるものの処分や置き換え場所に困ります。
既に納戸にしている場合は、少しずつその部屋を「使える部屋」にシフトしていくことをお勧めします。

置けると思うと物が増えます。物を増やしすぎないよう、その空間を居場所として機能させておいた方が良いのです。

個室としての子ども部屋でなくても、その部屋を活かしましょう

個室としての子ども部屋でなくても、その部屋を活かしましょう 今までご相談を伺った中では、子ども部屋としてまだ使っていない個室をサブリビングとしてテレビとソファを置くシアタールームにした事例、家族みんなのワークスペースにした事例があります。

サブリビングとしてテレビを見られる部屋にすると大人がゆっくり過ごす時間を作れますし、その部屋だけでテレビを見る習慣にしてお子さんのテレビ時間を限定することも可能です。

家族みんなのワークスペースにすると、大人がデスクに向かうという習慣を子どもも真似るようになります。リビングにワークスペースを設けるよりもすっきりと片付いて良かったと言われました。

使い方は人それぞれですが、個室としての子ども部屋として使わなくても、その部屋を家族の居場所として使ってあげることで、子ども部屋にしたときも心地よい居場所になりやすいのです。

子ども自身が部屋の使い方を「自分で考える」

子ども自身が部屋の使い方を「自分で考える」 子どもって空間を上手に使う天才です。
居心地の良い場所、集中できる場所を自分で感じ取ることがとても上手なのです。

子ども部屋を作る前には、お子さんと一緒にどんな部屋にするか考えてみましょう。
家具を欲しがるときはその理由も話し合いましょう。
例えばその家具に収納できるおもちゃや本の量を一緒に考えると、自分が持てるものの量も把握できるようになると思います。

家具を家族で一緒に作り、壁を一緒にセルフペイントするのもオススメ。
自分が手掛けたものには愛着を持ちますので、子ども部屋を大切に使えます。
何より家族みんなで自分の空間をつくる、ということはとても楽しいですよ。

子ども部屋づくりについて悩んだら

子ども部屋づくりについて悩んだら 家族でどんな子ども部屋をつくるか考えてみたけれど、どうしたら良いのかわからない・・・。という方のために、みゆう設計室では「インテリア相談」を行っています。
子ども部屋に収納や居場所を作ったり、リビングダイニングにファミリーデスクを作ったり、そのご家庭の暮らしに合うアドバイスをしています。

このチアフルコラムでも「インテリア相談」をしたい方を募集しております。
「プロによるインテリア相談はじまります!」
相談したいと思われる方はぜひ応募してくださいね。

また「新一年生の子ども空間づくり~学習机やランドセル収納、どうする?」というコラムも書いています。小学校入学前の子ども部屋づくりに悩む方はこちらの記事も読んでみてください。

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