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コラム

わたしサイズの住まいと暮らしづくり

中川由紀子
一級建築士、インテリアコーディネーター一級建築士事務所みゆう設計室代表

はたらく、つながる、集う場づくり~阪神沿線おしゃれインテリア訪問

女性建築士の「阪神沿線おしゃれインテリアお宅訪問」番外編。

今回は女性の自由な「はたらく」をバックアップしている、株式会社ママントレ代表、須澤美佳さんのオフィスを紹介します。

ママントレのオフィスは阪神芦屋駅近く。

明るい陽が差し込む、女性らしい清潔感のある空間です。

 

システムエンジニアとして働いていた須澤さんは出産後、WEBや印刷物のデザイナーとして独立しました。

母になってから待機児童問題や再就職の難しさを実感し、「仕事のスキル」があるのに自信を失った主婦たちとも出会います。

自身の悩みや働き方を通じて「自分らしい働き方をしたら良い」と感じるようになり、女性たちの多様な働き方を取材しホームページで紹介するようになりました。

 

さらに須澤さんは主婦たちの「スキル」を活かすために、2014年11月に企業と働く主婦をつなぐエリアマイスターをスタート。

 

2016年、職業紹介もできる体制にするために法人化し、芦屋にオフィスを構えました。

働きたいママたちに開かれた場所

エリアマイスターは「必要なときに必要なだけ」助け合える新しいワークスタイル。

「阪神間」地域に特化して、地域のスキルある女性と企業の仕事をつなぐサービスです。

 

結婚や出産・介護などをきっかけに仕事を辞めると、有能でスキルのあった女性でもほかの職場では通用しないと思うのだそうです。

起業する、在宅ワークという働き方もあります。

就職しても良いですし、働かなくても良いのです。

そういう「自由なはたらき方」を自分で決められる場になってほしい。

そんな女性たちの背中をそっと押してあげたいと思い、須澤さんはこのオフィスをオープンさせました。

 

須澤さんのこのオフィスへの希望は、働きたいママたちが気軽に立ち寄れる、開かれた場所。

 

オープンする前に、みゆう設計室で家具や内装などのご相談を受け、「女性が肩肘張らずに過ごせる空間」をイメージしたインテリアのアドバイスをしました。

 

清潔感ある女性らしい空間をつくる

みゆう設計室の「インテリア相談」は建築士視点で建物の特徴を読み込み、そこで暮らす人が心地よく感じるインテリアアドバイスをします。
そこで伺う悩みは新築・リノベーション等の設計に活かしています。

最近は須澤さんのオフィスのように住宅以外のサロンや店舗などのアドバイスをすることも増えました。

 

インテリアアドバイスをするときに必ず伺う点があります。

「なぜこの空間が好きだと感じたのか」

 

須澤さんはこのオフィスの「明るさ」をとても気に入っていました。

そして、ママントレのイメージは清潔感ある女性らしさだと感じました。

 

そこで木のダイニングテーブルと椅子を使うことをご提案。

「流動的に使える空間にしたかったのでオフィス用の折り畳みテーブルを使うつもりでしたが、木のダイニングテーブルを使うという発想はなかったので驚きました。」と須澤さん。

 

さらに窓枠やドアをパステルカラーで塗装し、その色が引き立つように枠内にカーテンレールを設置。

ふんわりとして優しい雰囲気な上、UVカット等の機能が充実したレースカーテンを選んでいます。

また壁はマットな白い壁紙に貼り替え、プロジェクターなどにも対応できるようにして、投影用スクリーンやオフィス用パーティションを設けませんでした。

出費も抑えて、すっきりと美しい空間に仕上がったので一石二鳥です。

「ママの働きたい気持ち」が集まる場所に

このオフィスでは毎月「エリアマイスター登録相談会」、「エリアマイスター交流会」を開催しています。

「白とラベンダーを基調にした内装や、木の家具が女性らしく優しい印象を受けました。」(宝塚市在住 岡田英里さん)

「想像するオフィスと違いどこかほっこりした空気の漂う空間でした。」(神戸市在住 石橋綾子さん)

 

相談をするときも木のテーブルと椅子であると緊張がほぐれることでしょう。

交流会の時もホームパーティのような気持ちになり、たくさんの意見が交わされることでしょう。

 

インテリア相談に訪れると、まずは居心地の良い場所、人の視線を集めやすい場所、作業に向いた場所、その場所に合う家具や素材を選ぶことに注目します。

意外と誰もが「固定概念」でインテリアを変えないといけない、物を買わないといけないと思いがち。

でも、空間のネガティブ要素を改善することよりも、特徴を活かす方が魅力的なインテリアになるのです。

 

自分たちのネガティブ要素よりも、「持っているスキル」や「働きたい気持ち」を活かす。

須澤さんが「エリアマイスター」を通じて女性たちに伝えたいことと同じですね。

 

ママントレのオフィスは女性たちの「リアルな働きたい」情報が集まる場所。

皆、「働くこと」への意思をもってこのオフィスに集まってきます。

女性たちが明るい気持ちで自分の「はたらく」可能性を認められる、そんな空間になると良いなと思っています。

住マイスターの会がはじまる

エリアマイスターは須澤さんを中心に、WEBデザイナー、システムエンジニア、キャリアコンサルタント、エンジニアのスタッフ、そして様々なスキルを持つ約250人の登録会員がいます。

「エリアマイスターの場を使って、登録会員たちが実現したいことを自ら叶えてほしい」と話す須澤さん。

 

実はわたくし、みゆう設計室の中川もエリアマイスターの登録会員。

今回のインタビューの間に、それなら住まいの仕事をするエリアマイスターの会を作り、定期的に交流会や勉強会をしよう!ということになりました。

題して、「住マイスターの会」

2017年より第4水曜日、この阪神芦屋のママントレオフィスにて「住マイスターの会」(奇数月は交流会、偶数月は勉強会)を開きます。

第1回は1月25日水曜日、10~12時に住マイスター交流会を開催します。

こんな展開も「リアルな働く情報」が集まるママントレオフィスならでは。

 

相談会や交流会も毎月開催していますので、この明るく優しい雰囲気のオフィスに足を運んでみてくださいね。

 

 

【須澤 美佳】

株式会社ママントレ代表取締役、WEBディレクター、女性就業支援アドバイザー

1児の母、芦屋市在住。大学卒業後、大手SI企業のシステムエンジニアとして従事するが妊娠を機に退職。

出産後、2011年にフリーランスのWebディレクターとして独立。

2014年11月より、阪神間でスキルがある主婦層と企業を仕事でつなぐ「エリアマイスター」のサービスを開始。

阪神沿線で活躍する女性をつなげる、このチアフルカフェの仕掛け人のひとりでもある。

 

ママの起業を支援するママントレ http://mamantre.com
あなたの街の専門家「エリアマイスター」 http://areameister.jp

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