

以前「キッチンショールームを見学する時の注意ポイント」について書きましたが、今回は住宅設備機器メーカーのショールームでユニットバスを選ぶコツについて紹介します。
お風呂が古くなってきたのでリフォームしたい、家を建てるならおしゃれなユニットバスにしたい!という方はぜひチェックしてくださいね!
ショールームでお風呂の広さをチェック
広いサイズのお風呂は浴槽が大きいとは限らず、洗い場の広さの差であることも。洗い場が広い方が良いのか、浴槽が大きい方が良いのか。自分たちの暮らしにはどのサイズが適しているのか実際に試してみてください。
汚れが目立つ?壁や床の素材の選び方


今のユニットバスは基本的なお手入れをすればお掃除もしやすく、汚れは目立ちにくくなっていますが、その中で比較すると黒や濃茶のような濃いめの色は水垢が目立つことがあり、ツヤのあるつるっとした仕上げの方が比較的汚れが落ちやすいです。
石目調などの単色ではないグレーやベージュで、あまり濃くない色にすると比較的汚れが目立ちにくいと思います。
コストに一番影響するのは水栓
タッチ水栓やオーバーヘッドシャワー付きの機能を選ぶとコストが高くなりますし、シンプルなシャワー水栓の場合はコストを抑えられます。
浴槽の形はお掃除のしやすさをイメージして選ぼう


半身浴できる浴槽はお風呂の湯量を減らすことができますし、深く入れる大きな浴槽は満水の湯量が多くなります。浴槽の内部に凹凸があるとお掃除のしやすさにも影響するので、自分がお掃除するときをイメージして浴槽を見ることをオススメします。
私はシンプルなスクエアの浴槽が好きなのですが、角の部分が丸くなっている浴槽の方がお掃除はしやすいかも・・・と思うことは良くあります。また、お風呂外側のフチが溝になっていて、手をかけられるタイプの浴槽もあります。この溝が使いやすいと思うか、お掃除しにくいと思うかもあなた次第です。
シャワーヘッドは手に取って重さを確認


高齢の方やお子さんは軽めのシャワーヘッドを選ぶ方が良いと思うので、ショールームではお子さんも一緒にシャワーヘッドのかたちや重さ、持ちやすさをチェックしてみてください。
棚や鏡は必要!?掃除のしやすさも含めて考える


ユニットバスの壁は磁石がつくので、最近はメーカーさんも磁石で付くタイプの棚を展開するようになりました。棚を一切取り付けずに、後でマグネット収納を必要な分購入して取り付けるのも良いと思います。
欲張らずに、疲れない範囲で見学しよう!
実はユニットバスひとつを選ぶにも、見た目、掃除のしやすさ、使いやすさなど自分仕様のものを選ぶのに時間がかかります。欲張ってたくさん見学しよう!と思いがちなのですが、詰め込みすぎると何を選ぶと良いのか分からなくなりがちです。疲れない範囲でショールーム見学を楽しんでくださいね!
みゆう設計室が家づくりをする際にはショールームに同行して好みを引き出し、お掃除のしやすさ、片付けやすさを考えて、家族に適したユニットバスはどのタイプか一緒に考えます。お気に入りのお風呂のある家を設計したい、という方はぜひみゆう設計室にお声掛けくださいね。
みゆう設計室 https://miyudesign.com/
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