整理したいけど愛着があって捨てられないものって多くないでしょうか?


年齢を重ねていくと、どうしてもそういった物が増えてしまい、生活スペースや収納スペースを圧迫してしまう事があります。ただそうであっても愛着があるものは、なかなか捨てられませんよね。
今回はそういった処分をし難いものを寄付して、心にも場所にも豊かさを得ていく提案をしたいと思います。
豊かさとは?


これまで愛着があったものを手放すためには、それ相応の理由が必要です。まずは目的のために、豊かさとは何かを見つめなおしてみましょう。
人にとっての豊かさとは、どういったものを示すのでしょうか?個人的な意見ですが、豊かさには「物の豊かさ」「心の豊かさ」の2種類があると考えています。今回思い描く人の豊かさとは「心の豊かさ」を指したいと思います。
生活をするための最低限の「物の豊かさ」も必須ではありますが、それを追い求めても尽きることはなく、いつまでたっても自分自身を満たすことは難しいでしょう。
そうではなく、「心や気持ちの豊かさ」を満たし、自分が幸せを感じるという事のために考えてみませんか?
なぜ寄付なのか?


寄付とは財産を無償で提供することを言うため、「物の豊かさ」という視点で見ると自分を豊かにしてくれるものではありません。自分の資産を減らすという面では逆の意味合いを持つとも言えます。
しかし「心の豊かさ」の面から見ると、また違った意味になります。大小関わらず自分のもっているものを他人に無償で分かち合える人には、同じ価値観の人が集まってきます。お互いに分かち合う、その循環こそが「心の豊かさ」につながってきます。
平均給与が下がり続けている現在では、なかなか思い切って他人のために寄付をという訳にはいかないと思いますが、まずは身の回りの物を整理する際に一度、寄付という選択肢を検討しても良いのではないでしょうか。
海外の途上国や国内施設などへの物資支援


ただ単に整理して、捨ててしまう事を選ぶよりは、愛着のあるものであればあるほど、次の所有者が役立ててくれるような道をとってあげるのも、自分自身の豊かさにつながる事になるでしょう。
今、お部屋の整理をしていて、普段は使っていないけど捨てるのには抵抗がある方は、是非寄付も検討してみてください。
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